オズモポケット純正オプション「延長ロッド」を購入しました。
こんにちは、SHIGEZOです。
撮影機材として使用しているDJI オズモポケットの純正オプションパーツ「延長ロッド」について解説したいと思います。
オズモポケットは既にご存じだと思いますが、延長ロッドと合わせて、オズモポケット、その他のオプション品の事も少し触れたいと思います。
目次
- 1.動画クリエイターがオズモポケットを使うワケ
- 2.延長ロッドを購入したきっかけ
- 3.延長ロッドへの取り付け方法など
- 4.延長ロッドで運用した感想
- 5.その他オプションパーツとの組み合わせ
- 6.まとめ
1.動画クリエイターがオズモポケットを使うワケ
DJI Osmo Pocketと言えば、ポケットサイズながら3軸スタビライザーを搭載した非常に人気・優秀なハンドヘルドカメラです。
私がいま使用しているメインカメラはSONYのα7iiiです。
一眼レフカメラとしてはミラーレスの中でもコンパクトなα7iiiですが、機動力を発揮したいシチュエーションではやはりコンデジなどで運用したいと思います。
しかし、コンデジだとやはり手ぶれが気になってしまいのでオズモポケットを導入しました。
画角の狭さをよく指摘されるオズモポケットですが、Vlog(Video Blog)などで自撮りを頻繁にする方には気になると思いますが、通常の外撮影ではそれほど画角の狭さは気にならないと思います。
一眼レフの背景ボケを生かしたCINEMATICな表現は難しいですが、4K60fpsの撮影が出来るオズモポケットは改めてとても優秀なカメラです。
2.延長ロッドを購入したきっかけ
運用の容易さに一番メリットを感じているオズモポケットですが、個人的に1点デメリットというか、欠点があります。
それは本体に搭載されている1型液晶の小ささです。
ちょっとしたながら撮影や風景動画、ハイパーラプスなど被写体が多少ずれても問題ない撮影には影響ありませんが、いま私がクライアントワークとして頻度の多い、被写体をしっかり撮しながらのトーク動画などでは、モニターをしながらの撮影は必須です。
1型液晶でも見えない事はありませんが、実際の運用となるとある程度腕を伸ばしながら、周りに気を配りつつ撮影する事になるので、たまに被写体がずれてしまう事があります。
そこでクライアントワーク時にはスマートフォンでモニターしながら運用をしたいと思ったわけですが、本体中央部のコネクターにスマホを接続させるとなると多少不安定になり、やはりクライアントワークでとなると、しっかり安定した接続をしたいと思ったときにエクステンションロッドがピッタリだったわけです。
3.延長ロッドへの取り付け方法など
オズモポケット本体は、延長ロッド先端のホルダーにパチッと簡単に取り付け出来ます。
オズモポケット本体中央部のコネクターに延長ロッドを接続することにより、延長ロッドに付いているジョイスティックやファンクションボタンを使用することにより、オズモポケットを手元で操作することが出来ます。
細かい点ですが、先端のホルダーは延長ロッドをわずかに伸ばすことによって90度直角に角度を変える=オズモポケット本体を直角に立てることが出来るようになります。
4.延長ロッドで運用した感想
スマートフォンの大きな画面でモニターしながら、手元のジョイスティックやファンクションボタンを使っての運用は考えていた以上に大きなメリットです。
特に本体の小さい液晶画面ではチルトをギリギリなんとか操作出来ますが、パンすることは出来ません。
延長ロッドを使用すればチルトもパンもかなり細かく操作することが出来ます。
延長ロッドは50cmまで伸ばすことが出来るので、ちょっとしたドローン撮影のような、非現実的な撮影が出来ることも延長ロッドを使用する大きなメリットです。
5.その他オプションパーツとの組み合わせ
その他オプションパーツについてはまた別の記事にまとめようと思いますが、取り急ぎ延長ロッドと組み合わせて取り付けてみたオプションパーツについて簡単に触れます。
ワイヤレスモジュールは、オズモポケット本体とスマートフォンを無線接続(BluetoothやWi-Fi)させることが出来ます。延長ロッド使用時も、もちろんケーブルが必要ないので、延長ロッドを伸縮もケーブルを気にせず行うことが出来ます。
オズモポケットには本体下部にUSB-Cポートが1箇所しか付いていないので、基本的にオプションパーツは1つしか付けることは出来ません。
しかし、ワイヤレスモジュールにもUSB-Cポートが1箇所付いているので、そこに3.5mmマイクアダプターを付ければ
ワイヤレスモジュールを使いながら、外付けの3.5mmマイクが使えるかもしれない。
と淡い期待を抱き、試してみました。
今回使用した外付けの3.5mmマイクは、定番RODE VideoMicro。小型でありながら音質にも非常に定評があり、しかも安価という牛丼みたいなマイクです。
オズモポケット+ワイヤレスモジュール+3.5mmマイクアダプター+RODE VideoMicroの合体した姿。
この組み合わせで全ての機能が使用出来れば、私のオズモポケットでの運用はある意味完成形のつもりでした。
で、結論は…
RODE VideoMicroが使用出来ない。
つまり、ワイヤレスモジュールのUSB-Cポートに取り付けた、外付けの3.5mmマイクアダプターが生きていなかったということです(涙)。
ワイヤレスモジュールのUSB-Cポートは充電用のみ、ということですね…。
DJIの公式オンラインストアでははっきりしたことは書かれていないのですが、「Osmo PocketをUSB-Cポートから充電。」という文言は確かにありました(苦笑)。
ちなみに、この画像がワイヤレスモジュールのUSB-Cポートから充電している様子です。
6.まとめ
オズモポケットは発売後1年半過ぎたこともあり多数のオプションパーツが揃っていますが、不用意に取り付け過ぎるとオズモポケット本来の手軽さ(運用のしやすさ)が無くなってしまいます。
私はあくまでクライアントワーク=失敗が許されない環境時のみ、延長ロッドなど必要最小限のオプションパーツを装着し万全を期していますが、普段プライベートでは本体だけで運用しています(^^)。
オズモポケットは小型ながら4K60fpsという本格的な撮影が出来ますので、仕事からプライベートまで幅広く使えて、しかも安価な素晴らしいカメラです。
ぜひ参考にして頂ければと思います。
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